Debian Etch でのsshの使い方1(インストール編)


以前はリモートでターミナルを使うならtelnetファイル転送するならftpが使われていましたがセキュリティの問題から最近はsshを使うのが普通に なっ ています。etchでのsshのインストールと使い方について解説します。

1.インストール

Root Terminalで
#apt-get update
#apt-get install ssh

2. 設定

Root Termialで
#gedit /etc/ssh/sshd_config
と してgeditを起動して#PasswordAuthentication yes
を PasswordAuthentication no
に変更して キーワードによる認証を不可にする。
Root Terminalで
# /etc/init.d/sshd restart
として sshサーバーを再起動して設定を反映させる。
 

3. 暗号キーの生成

GNOME端末で
$ssh-keygen -t dsa
として暗号キーを 作成する
パスフレーズを聞かれるので自分の好きなフレーズを入れる。
(パスフレーズはパスワードと同じようなも のなので覚えやすいものにする)
debian linux ssh 1

作成される ファイルとディレクトリは以下の表のとおりである

パー ミッション 種別 コメント
~/.ssh 0700 ディ レクトリ
|~/.ssh/id_dsa 0600 テ キストファイル 秘密キー、ローカルマシンにおく
~/.ssh/id_dsa.pub 0644 テ キストファイル 公開キー、リモートマシンのauthorized_keysに追加する

4. 公開キーのLinuxマシンへの登録

GNOME端末で
$cat .ssh/id_dsa.pub>>.ssh/authorized_keys
として authorized_keysの末尾に追加

5.秘密キーをローカルマシン(windows)へコピー

共 有フォルダ等を使ってコピーする

6.sshに必要なポートをあける

sshに必要なポートは 22(udp)だから 以下のようなバッチファイルをつくり VirtualBox.exe があるフォルダで実行する。

VBoxManage setextradata "Etch10G" "VBoxInternal/Devices/pcnet/0/LUN#0/Config/ssh/UDP" 0
VBoxManage setextradata "Etch10G" "VBoxInternal/Devices/pcnet/0/LUN#0/Config/ssh/GuestPort" 22
VBoxManage setextradata "Etch10G" "VBoxInternal/Devices/pcnet/0/LUN#0/Config/ssh/HostPort" 4022
cmd

これで localhostのポート4022にアクセスすれば VirtualBoxのポート22につながる

<参考HP>
Debian GNU/Linux で利用する ssh



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