VMware Player に Debian Etch をインストール


VMware Player と VMware Server がフリーになったので、VMwareにも etch を入れてみる。
VMware Player のが VMware Server より早そうなので VMware Player に入れることにした。


1.用意したもの

1)VMware Player(VMware-server-1.0.0-28343.tar.gz)。
2)VMware Server の linux tar ボール(VMware-server-1.0.0-28343.tar.gz)より linux.iso (lib/isoimages/にある)。
3)EtchのインストールCDイメージ(debian-testing-i386-netinst.iso)
4)qemu for windows (qemu-0.8.2-windows.zip)からqemu-img.exe
5)ここから、適当に書いた linux.vmx と make_image.bat の詰め合わせ(注1)。

(注1)本来はVMware Serverで仮想マシンを作成して,そのvmxファイルを持ってくるべきだが、面倒なので手書きした。

2.インストール手順

2-1.VMware Player のインストール
        インストーラーの指示に従う。
2-2.仮想HDDファイルの作成
   qemu-img.exeと同じフォルダにいれたmake_image.batをクリックする。

2-3.Etchのインストール
   debian-testing-i386-netinst.isoをcdrom.isoにリネームする。
       必要であればlinux.vmxを編集(ルータを使ったLANにマシンが接続されてる設定になってる)。
   linux.vmxをクリックしてインストール開始。
       インストールCDを取り出せと出たら、上のCD-ROMのボタンを押し非アクティブにする。
    debian linux vmware 1
   cdrom.isoの名前を元のdebian-testing-i386-netinst.isoにもどし、linux.isoをcdrom.isoにリネームする。
       上のCD-ROMボタンをアクティブにして続行。

        debian linux vmware 2
    インストール成功!

   最後に VMware Tools をインストールすれば完了だ。
   VMwre Toolsのインストールにはカーネルモジュールのコンパイルが必要だ。
   そこで、現在のカーネルのカーネルヘッダー(うちはlinux-headers-2.6.15-1-486だった)をインストールCDからインストールする。
   CD-ROMにはいってるtar.gzファイルを展開して Root Terminalで vmware-install.plを実行すればいい。
   #perl vmware-install.pl


   DVDが見れるのはさすがに売り物ですね。


<補足>
VMware Serverはどれほど遅いのか。
HDbench Clone の結果
                   TOTAL FLOAT INTGR MEMRY  RECT CIRCL  TEXT  SCRL IMAGE  READ WRITE DRIVE
vmwareplayer 89787 157078 204366 82705 22664 15995 30046    74   142 308404 76538 /tmp:10MB
vmwserver     75195 152240 203763 82439 13796   8915 15331    27    64 218453 56987 /tmp:10MB
CPU&メモリの性能は変わらないものの GUI部分が全然遅い。HDDのアクセスも遅い。

仮想マシンはVMware上のLinuxで
VMwareプレイヤーとVMwareサーバーは同時にインストールできない。
となると仮想マシン上のLinuxにVmwareサーバーインストールして仮想マシンの設定ファイル作るといいのかも。
ここあたりにインストールの解説あるし。



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